どう見てもイケメンではないのに、一緒にいると面白い顔に癒やされるのがパグの魅力です。飼っていると本当に可愛い犬種です。性格も明るくて優しく、癒やされることが多いのです。
ここでは、そんなパグの情報についてまとめてみました。

パグ犬誕生の歴史について

くしゃっとした愛嬌のある顔立ちが特徴のパグは、犬の中でももっとも古来から存在する犬種です。実は、紀元前2000年前から続いている犬種であるともいわれます。

最初は、体格の大きい大型犬だったようですが、ペキニーズなどと交配されたことにより、小型犬となりました。過去には、中国の皇室で尊い犬として飼われていた歴史もあります。

また、オランダ王室においても、大切にされていた犬種です。17世紀には、ヨーロッパへ渡り、イギリスでも飼育されました。18世紀頃には、ナポレオンの妻であったジョセフィーヌもパグを飼っていたといわれています。

19世紀頃には、アメリカへと渡り、日本には20世紀になってからパグが入ってきました。その後、愛玩犬として日本でも大切に飼われています。

パグの飼い方や気をつけたい病気は?

パグは肥満になりやすいため、必ず適度な運動をさせるようにしましょう。散歩も、一日に30分ぐらいはするのがおすすめです。

ただし、真夏は熱射病になりやすので、朝や夕方のような比較的涼しい時間を選んで散歩しましょう。エサを与える時には、栄養面に関してよく注意することが大切です。

パグの性格は、明るくて人間に慣れやすいのが一般的ですが、甘やかし過ぎると飼い主の言うことをきかない頑固さが出てくることがあります。また、頭の働きはそれほど良くないので、しつけをする時には根気が必要でしょう。

病気の中には、パグがかかりやすい「パグ脳炎」と呼ばれる病気があります。これにかかると、けいれんを起こして倒れるという症状が出ます。

てんかんに症状が似ていますが、パグ脳炎の場合は死に至る可能性が高いです。もし、この病気が疑われる症状が出たら、すぐに獣医師に診てもらいましょう。

パグは、鼻が短いので呼吸器系の病気にもかかりやすいです。鼻腔狭窄になると呼吸困難になることもあるので、早めに治療してあげるようにしましょう。

パグの魅力を5つピックアップしてみました♪

パグの魅力には、どのようなものがあるのでしょうか?5つに分けてピックアップしてみました。

  1. いたずらするのが可愛い

  2. 何に対しても好奇心旺盛なので、机の上やゴミ箱などを荒らすことがあります。しかも、飼い主が怒っても知らん顔をしたりします。
    その様子があまりにも可愛くてマイペースなので、思わず笑ってしまうのです。

  3. 誰に対してもフレンドリー

  4. パグは、人間に対して優しくて、攻撃するようなことはあまりありません。散歩中に知らない人に出会っても、きさくな感じで近寄っていきます。
    小さな子供のいる家庭でも、パグはちゃんと子供に優しくしてくれます。本当に、性格の良い犬なのですね。

  5. 座り方が愛らしい

  6. パグは、まるでオッサンのような面白い座り方をすることがあります。そのまま飼い主をジッと見つめていたりするので、思わず笑ってしまいます。
    一緒にお酒を飲みたくなるような愛嬌の良さです。

  7. 飼い主のそばから離れない

  8. パグは、本当に甘えん坊です。そのため、飼い主のそばから離れずに、お風呂やトイレにまでくっついてきたりします。
    飼い主が大好きでベタベタしてくる様子は、本当に可愛くてほっこりします。

  9. 顔には独特の匂いがある

  10. パグの顔からは、なぜか焼きトウモロコシのような匂いがします。この匂いが、思わずやみつきになってしまったりします。

パグを飼っていると、時々この匂いを思いっきり嗅ぐことで癒やされるのです。

決してイケメンではないパグですが、一緒にいると可愛くて本当に癒やされます。性格が明るくて飼い主が大好きな気持ちを一生懸命表現してくる、そんなパグはやっぱり宝物です。