犬にも性格があるのは誰もが知っていると思います。そして犬も寂しがり屋なんですね。そして人間同様、不安や不満があるとストレスがたまりあます。
ストレスが溜まるといったいどんな行動に出るのか、またストレスを解消してあげる方法などを紹介します。
目次
犬のもともとの性格ってあるの?
犬の性格は、犬種によって多少の違いはあるようです。例えばゴールデンレトリバーは温厚でフレンドリーな性格、ワイヤーフォックステリアは活発で気が強い、チワワは体が小さい割には気が強いなどなど。
また育つ環境によっても後天的性格が形成されるので、この部分はしつけで改善されることもできるようです。
犬が寂しがり屋というのは本当なのか?
犬はもともとオオカミの時代に集団行動を基本としていたので、仲間から外れることを嫌がるそうで、その名残りから寂しがり屋だといわれています。
そして、何らかの生活環境が変わり飼い主の気持ちが自分に向いていないと感じると、気持ちを振り向かせようとして色々な事をし始めます。
その行動が愛犬の気持ちの表現だということを飼い主は察してあげることが重要になってきます。また犬にもちゃんと感情があるということを忘れないでほしいですね。
犬もストレスが溜まるのか?
自分が飼い主から無視されていると感じると、犬にも不安がたまって人間同様ストレスが溜まるようです。愛情を感じる対象がなくなると、特に不安になるようです。
人間も無視されたりすると、不安になったりそれが続くとストレスになったりしますよね。犬も人間同様、同じようになるんですね。
犬が精神不安定になるとき
犬がこのように不安になったりする時の行動を「分離ストレス行動」といいます。この状態になった場合、どういう行動をしめすのかというと、吠えたり物を噛んだり壊す、あちこちにお漏らしをする、歩きまわる、掘る、家具や窓、ドアをひっかくなどなど…いつもとは違った行動に出ることが多くなります。
そしてこれが酷くなると、食欲が無くなったり、嘔吐、毛ツヤが無くなる、アレルギーなどさまざまなサインや体調不良が現れます。こうして見ると人間と同じような気がしますね。
犬をうつ病や精神不安定から守るには?
そこで、このような不安定な状態から愛犬を守るにはいくつかの方法があります。
まず1歳までの子犬の時期に我慢できないほど一人っきりにさせないことがあげられます。幼少期に強いストレスを体験をすると、脳のストレスシステムに変化をもたらすということが解っているそうです。
なので、子犬のうちはなるべく飼い主と一緒に過ごすのがいいでしょう。
そして、既にストレス症状の犬には、ストレス解消になることを積極的に行うことですね。散歩や食事の時間をキチンと決めて、規則正しい生活と犬が落ちつける環境、静かな環境を整えることが大切です。
さらに飼い主とのスキンシップやなるべく飼い主と一緒に過ごすようにすると、段々とリラックスするようになります。
犬も家族の一員として接しよう
犬が寂しがり屋なのはよく分かりました。そしてしつけることも大切なので、スキンシップを十分に取りながら犬の不安を取り除いて一緒に生活して行くんだという気持ちで接すればいいと思います。