集合住宅で犬を飼う際、ご近所とトラブルにならないように配慮する必要があります。臭いや鳴き声には注意するようにしましょう。日頃から犬がストレスを溜めないように遊んであげたり、しつけを行うようにしてください。
集合住宅、あるあるペット近隣トラブル
集合住宅で犬を飼う場合、もっとも多いトラブルは臭いです。ペットの排泄物はかなり臭います。また飼い主が自分では気づかなくても周りの人は気になるという場合も大変多いです。トイレシートなどの処理はこまめに行うようにし、部屋の中も清潔にするようにしましょう。
集合住宅の共用の部分や敷地内での排泄行為にも要注意です。飼い犬が粗相をしないように注意しましょう。もししてしまった場合はすぐに水などで流してきれいにします。その際に必ず消臭剤も使うようにしましょう。犬には他の犬の臭いが残っているところに、おしっこをかけたくなる習性があるためです。
鳴き声にも注意しなければなりません。犬の無駄吠えを減らすようにしましょう。飼い主には飼い犬に適度な運動をさせ、定期的に食事を与え、きちんとしつけをし、ストレスを溜めないよう構ってあげる義務があります。
この義務を怠り、無駄吠えによってご近所に迷惑をかけた場合裁判になることもあります。過去には近所の犬が深夜や早朝に鳴くことによってストレスになり精神疾患を患ってしまったという被害者も出ています。
集合住宅で犬を飼う際には、無駄吠えしないようにしっかりとしつけるようにしましょう。
ご近所さんとのトラブルを避けるために、日頃からあいさつをきちんとするようにしましょう。「よく分からない人の飼っている、よく分からない犬の鳴き声」では不快度も増します。「誰々さんのところのワンちゃん」と分かった上でなら、まだ鳴き声の捉え方も変わるかもしれません。
集合住宅でも飼いやすい!おすすめ犬種トップ5
トイ・プードル
プードルにはさまざまな種類がありますが、その中でもトイ・プードルは最も小さな犬種になります。サイズが小さいため集合住宅でも飼いやすいでしょう。プードルは抜け毛が少なく、世話をしやすいのが特徴です。集合住宅では抜け毛によるトラブルもあるため、抜け毛対策がしやすいのは大きなメリットでしょう。おとなしい性格なので無駄吠えも少ないです。体臭もあまりないのでご近所トラブルになりにくいでしょう。
シーズー
集合住宅で飼っている人が多い犬種です。とても飼育しやすいのが人気の理由でしょう。おとなしく、無駄吠えが少ないのでご近所トラブルの心配もありません。多頭飼いをしている人も少なくありません。ただしシーズーは寒さには強いですが、暑さには弱いという特徴があります。夏場は部屋の空調管理をしっかりと行う必要があります。
チワワ
愛玩犬として人気の高いチワワ。体が小さいため部屋の広さに限りのある集合住宅でも飼いやすい犬種です。甘えん坊で飼い主のことが大好きになる犬なので、たくさん構ってあげる必要があります。また見た目によらず勇敢なので、知らない人には吠えてしまうことがあります。しつけをしっかりとし、ストレスを与えないように世話をしてあげましょう。
パグ
無駄吠えの少ない犬種です。毛が短いため、抜け毛の対策もしやすいのが特徴です。元気で愉快なだけでなく、とても優しい犬種でもあります。甘えん坊なところもあるので、なるべく長い時間構ってあげるようにしましょう。鼻が短いこの犬種は暑さに弱いです。特に夏場は部屋の気温に注意が必要です。
フレンチブルドッグ
とても愛嬌のある顔立ちで人気の犬種。パグとどうよう鼻が短いので夏場は注意が必要。毛が短いので生え変わりの時期も比較的楽です。性格は社交的です。集合住宅の環境にも慣れやすいでしょう。また愛情が深いので、飼い主に忠実です。大きさ的にも集合住宅では飼いやすいでしょう。
まとめ
集合住宅で犬を飼う際には周りへの配慮も必要になってきます。自分では気づかないところで迷惑をかけているかもしれません。トラブルにならないように日頃から注意するようにしましょう。