犬を飼い始めるなら、子犬からがいいという人は多いです。ですが、子犬を世話するには成犬よりも気をつけなければならないことがたくさんあります。食べる物に関しても、工夫が必要になります。子犬にはどんなご飯を与えたらいいのでしょうか。
子犬は成犬よりもたくさんの栄養が必要
子犬の成長は著しいです。生まれてから約1年間、体が大きく成長していくので、成犬の2倍の栄養が必要だと言われています。とくにタンパク質は、体を大きくするためにも不可欠ですし、犬が最も多く摂らなくてはいけない栄養です。十分な栄養がとれる食事を与える工夫が必要です。
たくさん栄養を摂らせるために、たくさん食べさせればいいというわけではありません。子犬は消化器官が成犬ほど発達してはいないので、消化不良を起こしてしまうことだってあります。栄養価が高くて、消化しやすいご飯を与える必要があります。
引き取ったばかりの子犬には、引き取る前と同じ餌を与えた方がいいです。ただでさえ生活環境が変わるので、大きなストレスがかかります。餌を食べなくなることもあるので、ペットショップやブリーダーなど、前の飼い主に食事の内容を聞いておきましょう。
おすすめのドッグフード
ナチュラルチョイスは、1キロ当たり1000円程度で購入することができます。高品質のドッグフードの中では比較的低コストなので人気が高いです。チキンタイプのドッグフードが苦手な犬もいます。
食べない場合にはラム肉タイプのものを試してみてください。食べるようになってくれることが多いです。
低価格のものとしてもう一つおすすめなのが、プラチナムナチュラルです。原料に新鮮なお肉が使われていて、栄養価も十分です。
値段が高めのものとしては、ネイチャーズバラエティのインスティンクトアルティメットや、ナチュラルハーベストのマイリトルダーリンがおすすめです。
安すぎるドッグフードに注意
低コストに抑えたものでも、価格は1キロあたり1000円前後になります。500円を切るような商品が出回っているのを見かけますが、注意が必要です。犬に1番必要な栄養素は動物性タンパク質です。主原料を穀物でつくっているドッグフードは価格を安く抑えることができます。規制が緩いため、添加物や着色料も大量に使われている可能性があります。
愛犬のことを考えるなら、できるだけ犬の体にやさしくて、栄養価の高いドッグフードを選びたいものです。必ず原材料などを確認してから購入するようにしましょう。