肥満になると色んな健康障害が出てきます。
人間の肥満は本人に原因がありますが、ペットの肥満は全て飼い主の責任です。
食事の内容、量、回数とペットの食事の管理は飼い主が行っています。
飼い主は犬が肥満にならないように気を配らなくてはいけません。
犬の肥満率の上昇
現在肥満犬が増えていますが、その理由は何なのでしょうか。
- 食べ物の与え過ぎ
- 家族がそれぞれエサをあげている
- ルールを決めて、家族全員で順守する
もぐもぐと愛犬がご飯を食べる姿はとても可愛く、見ているだけで癒されます。
しかし与え過ぎは肥満の元です。
古来、犬は野生で、いつエサにありつけるか分からない状況下で生きていました。
その名残が本能の中に残っているので、いくらでも欲しがります。
お腹が減っているのかな? 可哀そうだなと思ってしまう気持ちも分かりますが、健康を損なわないよう、適量のエサを与えなくてはいけません。
愛犬が肥満にならないように、家族全員が気をつけなくてはいけません。
犬の食事量を計算し、家族全員で管理してあげて下さい。
1人が気をつけるだけでは、意味がありません。
おやつなど、家族が各々で与えないようにしましょう。
食事をあげる人、あげる時間などのルールを決めて下さい。
食事に関する正しい知識を学んでください。
食事の量は、年齢や運動量、犬種によって違ってきます。
運動量が少ない子は、食事の量を減らす必要があります。
定期的に健康診断を受けて、専門家にチェックしてもらうと良いでしょう。
避妊手術の後は太りやすくなります。
避妊によって第三欲求の1つがなくなりますので、その分食事に関心が向いてしまうためと言われています。
またホルモンのバランスが崩れたり、代謝が落ちたりすることも、原因に挙げられます。
避妊手術をする際には、獣医に確認したほうが良いでしょう。
犬の体重管理は飼い主の義務
肥満により健康を損なうと、寿命を縮めてしまいます。
体重を支える足に負担が行くので、足の故障にも繋がりますし、そうなると散歩にも行きたがらなくなります。肥満は万病の元です。
大事なペットの理想的な体重を、しっかりと維持してあげて下さいね。