愛犬がドッグフードを食べない原因

いつも喜んで食べていたドッグフードをある日突然愛犬が食べないとなると飼い主としてはあわてますよね。なぜご飯たべないの?って犬に聞きたくなりますが、答えられないですし理由がわからないからもどかしくも思うのではないでしょうか。

愛犬がドッグフードを食べない原因について


【体調面(歯も含む)】

愛犬がドッグフードを食べない原因の1つに体調が悪いという事があります。体そのものは大丈夫でも歯が痛くで食べないこともあります。人間と同じですから、体調が悪いのか、歯が痛いのかなどを疑ってみてはどうでしょうか。

【性格、精神面】
愛犬もそれぞれ性格があります。気分にむらがある性格で、いつもマイペースな犬だと、ドッグフードが突然気に入らなくなって食べなくなったり、そのときたまたま気分が乗らないから食べなかっただけというような事も考えられます。精神的に何等かのショックがあったとか気持ちの面で食べないこともあります。飼い主がしばらく留守にしている、どこかに預けられた、一緒に飼っていた別の犬が亡くなったなどいろいろとあると思いますので性格や精神面も原因として考えてみましょう。

ドッグフードを食べてもらうには、どうしたらいい?

もし原因がわかっているならその原因を取り除いてあげることが先決です。体調が悪いなら病院に連れて行ってあげましょう。ストレスや精神的なものの場合にはストレスを出来るだけ解消してあげましょう。ドッグフードを食べてもらいたいのにそれらの原因を取り除いても食べてくれない場合には、少し形態を変えてみるのもいいかもしれません。ぬるま湯でふやかしてみてもいいでしょう。

ふやかすと柔らかくなって、においも乾燥したドッグフードよりも強く匂うようになるので食べやすくなることがあります。また市販されている犬用のトッピングをかけてあげるのもいいかもしれません。気分が変わって目新しくて食べてくれるかもしれません。ドライフードを食べないのであれば、ウェットの缶詰のドッグフードを少し混ぜてあげてみるのもいいかもしれません。

そしてご飯を食べなかったのならすぐに片付ける習慣をつけることも大切です。10分から15分だけに決めて、ご飯の時間を過ぎたら下げると、入れられてすぐに食べないと下げられるからちゃんとご飯の時間に食べようと思ってくれるはずです。

愛犬、絶食時の注意点

愛犬が下痢をしているとか嘔吐していると言った理由などから絶食することもあるかもしれません。しかし絶食は安易に行ってはいけません。絶食期間は最高でも24時間としましょう。1日を目安に絶食するといいでしょう。1日1回の食事の場合は1回抜くイメージで1日2回与えているなら1回に減らせばそれだけで24時間絶食することになります。

絶食をするからと言って絶飲食とは別ですので、絶水までしてはいけませんし、むしろ水分を取らなければ脱水症状になってしまいます。市販されている犬用のスポーツドリンクなどもありますので、電解質が何か入っているような犬用のスポーツドリンクを飲むようにしましょう。

子犬がご飯を食べない…

子犬がご飯を食べないとき、何とかして食べてもらいたいと必死になりますよね。食べないからと言って栄養のない野菜だけを与えるなどの手段はとらないようにして、サツマイモだけというような偏った食事は避けましょう。

そして温めてみるといいかもしれません。適度に温めるといい香りがしてきて食べてくれることもあります。いつものご飯ではない違ったご飯を与えてみて、それでも食べないようであれば、やるべきことはやったと言えますので、病院に連れて行ってあげましょう。

老犬がご飯を食べない…

老犬がご飯を食べないとき、どうすれば食べてくれるか色々試すと思いますが、ドッグフードは食べないのにおやつは食べるからおやつばかり食べさせる飼い主さんがいますが、それは注意ですね。

そうなるとドッグフードを食べなくなってしまっておやつだけで栄養がとれないままに過ごすことになってしまうからです。体調が悪いとかで食べないという理由以外では、ワンちゃんが好むトッピングをちょっとだけかけてあげるなどして、ドッグフードを食べさせてあげてください。

ドライフード(カリカリ)を食べない子は?

ドライフードを食べない子がいますが、そのような場合はドライフードにお湯を入れてふやかしてみてはどうでしょうか。食感が変わって食べやすくなります。お湯でふやかせば乾燥した状態よりも匂いがするので食欲がわく、興味がわくともいわれています。トッピングをかけて一緒に食べさせる場合は、おやつをあげないで、カリカリのご飯にトッピングする専門のものがあるので、それを使うといいでしょう。

まとめ

愛犬がご飯を食べないと飼い主としては気がじゃないですし、心配してしまうと思います。なぜ食べないのかまずは原因を考察し、その上で原因を取り除いても食べないのであれば、食べる工夫をしてあげるといいでしょう。