ペットを飼う人が増えていると言われている中で、定番のペットと言えば犬や猫です。犬は昔から愛されてきた人間のパートナーであり、医療技術の進歩から人間の寿命が延びることと同様に犬の寿命も延びつつあります。しかし、大切なのは「ただ生きること」ではありません。犬ももちろん病気になります。せっかく長く一緒に過ごしたパートナーですから、できるだけ最期まで元気に生きていてほしいものです。
年に一度は健康診断とワクチン接種を
人間が年に一度健康診断をするのと同じように、犬ももちろん必要です。犬は人間と違い体の不調を訴えることができません。だからこそ、より重要になるのです。子犬うちは特に体調に変化が出やすいので、年に2~3回は受けさせるようにしましょう。混合ワクチン接種も健康診断の際に一緒にしてもらえば安心です。
フィラリア症の予防も忘れずに
フィラリア症という言葉に聞きなじみがないかもしれませんが、寄生虫が体内に入り込んでしまうことで起きる病気です。咳が一般的によく見られる症状で、他には運動ができなくなるなどの症状がみられます。このフィラリア症も、動物病院で処方してもらった薬を投与することで確実に予防できる病気です。病気になってしまうと命の危険もありますので、しっかり予防できるものは予防することが大切です。
愛犬も生活習慣から改善しよう
食べるものは健康に直結します。人間も食生活や睡眠などの生活習慣に何らかの問題がある場合は、病気になりやすくなります。もちろんこれは犬も同様です。ドッグフードを健康を意識したものに変えることは最も手軽に、確実に愛犬の健康を維持する方法です。また、睡眠や休息をしっかりとらせることも大切。人間と同様だと思って接するようにしましょう。
常に変化に気付く!アンテナを張っておくことが重要
日頃から愛犬の気を配っておくことは、病気を予防する上でとても大切なことです。普段の様子もですが、食欲や、排泄物の色など食べるものは特に変化が表れやすいところなので注意して観察しましょう。
愛犬と長く一緒に暮らすために病気の予防が大切
一度病気になってしまうと、治すためには様々な負担を考えなければなりません。最も良い方法は病気になる前に予防すること。そうすることで、愛犬に余計な負担をかけることもありませんし、飼い主の負担も軽減されます。普段の生活から予防することは十分できますので、日頃からの注意が大切なのです。