ペットを飼い始めるときに、どのような基準で選びますか?ペットと言っても犬、猫、ハムスターなど選ぶ選択肢は幅広くありますが、その中でも犬は毎年多くの人が新しく飼い始めており、ペットとして飼われている動物の中では最も多い種類です。しかし、犬は散歩をしたり、匂いの問題が発生したり、しつけをきちんとしないといけないなど、飼い始めると比較的手間がかかるペットでもあります。それでも犬を選ぶ人が多いのはなぜなのでしょうか。2016年の人気犬種ランキングをもとに考えてみましょう。
目次
1位 愛らしさ満点のお利口さん「トイ・プードル」
小型犬の中でも特に小さいサイズのトイ・プードルは飼うスペースが狭くても大丈夫なので、一人暮らしの人が最初に飼う犬として定番になりつつあります。毛が抜け落ちることも少なく臭いが少ないのも特徴。頭が良い犬種なのでしつけをしやすく無駄吠えをほとんどしません。毎日の散歩も必ずしないといけない犬種ではないので、仕事などが忙しく毎日散歩できないという人にも向いています。カラーも豊富で自分好みの色が見つけやすく、トリミングでもいろいろなアレンジカットが楽しめます。
2位 飼いやすく勇敢で強気「チワワ」
性格は勇敢で強気なチワワ。一人遊びが上手なので、留守番が上手にできます。身体が小さいため、外出時も連れて行きやすく、病院代やドッグフード代、トリミング代など経済的にも他の犬種に比べて有利です。運動量が少なく毎日散歩の必要がないため、一人暮らしの人にもおすすめです。
3位 サイズが小さめで体も強い「MIX犬」
MIX犬は体が丈夫と言われています。両親の遺伝子の良いところを受け継ぐからです。かけ合わせる犬種によって名前は様々。他の犬と被らないのでオリジナリティを感じたい人には良いでしょう。どちらの遺伝子を多く受け継いだかによって性格や体系も変わってくるので成長が楽しみな犬種でもあります。
4位 昔から変わらず人気「柴犬」
日本古来の柴犬は根強い人気です。一般的に頑固で気難しい番犬的な性格と言われますが、一度信頼されると従順で、飼い主だけに甘える可愛らしい性格です。また、本来はあまり声を発する性質ではないので育て方次第で無駄吠えは防げます。
5位 短い手足が可愛らしい「ミニチュア・ダックスフンド」
こちらも昔から定番の犬種。短い手足が何とも愛らしく、性格は賢く活発。やや気が強くいたずら好きな面もあります。しかし、そんなところも可愛くて人気の理由です。基本的に明るく、好奇心旺盛で遊び好きです。
6位 ポメラニアン
ずんぐりとまるまった体型で、ふわふわのぬいぐるみのようで可愛いです。友好的な性格で、サモエドを祖先とするスピッツの一種です。
7位 ヨークシャー・テリア
艶のある美しい絹のような被毛に覆われ、可愛らしい顔立ちをしています。無駄吠えが少なく、とても賢く勇敢でもあります。
8位 ミニチュア・シュナウザー
大きな特徴は顔にあり、アーチのような眉毛が生え、口ひげがあります。シュナウザーという名前の由来は、ドイツ語で「くちひげ」からきています。賢く、主人に対する忠誠心が強いです。
9位 シー・ズー
小柄ですが、骨太でずっしりと肉付きがいいです。毛を伸ばしても神秘的で雰囲気がありますが、すっきりと短くカットしても愛くるしいです。穏やかなマイペースな気質ですが、好奇心は旺盛です。
10位 マルチーズ
きゃしゃな体と短い肢、まっすぐと伸びる純白の被毛を持ちます。利口でしつけもしやすく、落ち着きがあります。また、飼い主とは愛情を持って付き合い、非常に従順です。
家の中で飼えるサイズが人気!
このように2016年人気犬種ランキングを見てみると、やはり家の中で飼うという人が多いのか小型犬が非常に多いです。大型犬も小型犬も飼うことを決めたら家族の一員です。最後まで責任を持って飼うという意識をしっかり持って飼い始めましょう。