知育玩具の魅力

愛犬に知育玩具を与える事で得られる効果がいろいろあります。
特に子犬をしつけるためやシニア犬の運動不足の解消や脳トレ目的で、対象年齢に合った知育玩具を与えるようにして下さい。

子供が生まれたら親は子供に知育玩具や知育絵本を与えて、子供のうちから脳トレしようと考える親も多いでしょう。
ですが愛犬用の知育玩具の存在を知っていますか?
実は愛犬も知育玩具を与える事で脳トレする事が可能です。ではどのような知育玩具があって、どのような効果が得られるのか紹介していきます。

犬用の知育玩具とは?遊ばせるメリットは?

元来、犬はとても賢い動物です。
そのため飼い主がしつけをする事で、ちゃんとトイレをする場所を覚えたり、「マテ」や「フセ」など数種類の飼い主の号令を覚える事が可能です。

ですが初めて犬を飼う場合は、飼い主の方がどうやってしつけをすればいいのか分からないという人も多いでしょう。
そして上手くしつけられなかった結果、無駄吠えしてしまったり、家具を噛んでしまうなど問題行動を起こしてしまいます。
そんな問題行動を起こすようになってしまった愛犬に対して、知育玩具を与える事で、もしかすると問題行動が改善される可能性があります。

知育玩具にはいろんな種類が存在しますが、例えばフードにおやつが入っていて、フードから取り出すとご褒美におやつがもらえるという仕組みです。
これなら楽しく遊びながら頭を使うため、いろんな効果が得られます。
どのような効果が得られるのかというと、頭を使う事で脳が活性化するため、ストレス解消の効果があります。

ストレス解消のために、愛犬を散歩に連れて行く飼い主は多いと思います。
ですが身体の活動だけでは不十分で、精神的な活動を定期的にさせる事が必要です。
知育玩具はまさに、精神的な活動を促すのに適した道具だと言えます。

また自分の思い通りにおやつが出てこないので、自然に待つ事を覚える事が出来、忍耐力を身につける事が出来ます。
他にも高齢の犬の場合は、加齢に伴い脳が老化し人間と同じように認知症になるリスクがあります。
ですが知育玩具を使用する事で、認知症の予防の効果も得られます。
このように、犬用の知育玩具を使用する事で、愛犬にとって様々なメリットを得る事が出来ます。

子犬(パピー)におすすめの知育玩具はこれ!

犬用の知育玩具には、対象年齢が設定されている商品も少なくありません。
いきなり難易度の高い知育玩具を与えてしまうと、攻略出来ずに愛犬が飽きてしまう可能性があります。
そのため、まずは対象年齢に合った知育玩具を与えるようにして下さい。

では子犬にお勧めの知育玩具をいくつか紹介していきます。
「パピーコング」は、子犬のしつけに最適な知育玩具です。
天然ゴムで作られているので、柔らかく子犬でも噛みやすいサイズです。

中にペースト状のおやつを詰める事が出来、生後2~9か月の子犬にお勧めです。
歯や顎を鍛える事が出来て、ストレス解消にもなるので、家具などに噛み癖があるなら「パピーコング」を与えてみましょう。

「エアドッグソフト170」は、柔らかい素材で出来たフリスビーです。
しつけやトレーニング、運動不足の解消に最適です。
安定して飛ばす事が出来、水洗いですぐに乾く素材なので清潔な状態を保つ事が可能だと言えます。

老犬(シニア)におすすめの知育玩具はこれ!

「サッカーボール」といっても、本物のサッカーボールではもちろんありません。
サッカーボールの形をしていますが、天然ゴムで作られていて転がると音が鳴るようになっています。
飼い主と一緒になって遊べてゲーム性もあるので、ストレスと運動不足の解消に最適な知育玩具です。
サイズもSS~Lまで用意されているので、愛犬の身体のサイズに合わせて選ぶ事が可能です。

「リッチェル ビジーバディー ツイスト」は、ねじると2つのパーツに分かれる円盤型の知育玩具です。
側面の穴におやつを入れる事が出来るため、トレーニングやしつけ、一人での留守番の時にお勧めです。
シニア犬だからこそ、運動不足になりがちですし、また脳トレをしないと認知症のリスクが高まってしまいます。
最近足腰が弱って、あまり好んで散歩をしなくなったという愛犬には、興味を持つような知育玩具を与えて身体と脳をトレーニングさせましょう。

天才犬になれる?!難易度が高い知育玩具はこれ!

簡単な知育玩具はすぐにクリアしてしまい、うちの愛犬は天才かもしれない。
そんな親バカな飼い主にお勧めしたい難易度が高い知育玩具は「ペットメイズ Shake-N-Roll シェイクンロール」です。
なんとこの知育玩具は、迷路みたいになっていて、迷路を解かなければおやつを取り出す事が出来ない仕組みになっています。

ボールを転がして、ストッパーの内側を押す事が出来ないと外側におやつが出てきません。
かなり頭を使う知育玩具だと言えるでしょう。

「Busy Buddy(ビジーバディ) タガジャグ知育おもちゃ」も、ロープを引っ張る、噛む、転がすなどの手段を使わないとおやつを取り出す事が出来ません。
そのためかなり高度な学習能力が求められます。
雨の日など散歩に行けない時などに、知育玩具を与えて身体と精神的な活動を活発にさせる事で、愛犬の健康をサポートしていきましょう。

愛犬の知育玩具を手作りしてみるのもGOOD♪

愛犬に知育玩具を与えても、クリアすれば愛犬はすぐに飽きてしまいます。
ですがその都度新しい知育玩具を与えるのも大変ですよね。
そのため、愛犬に与える知育玩具を飼い主が手作りしてみてはいかがでしょうか?

いきなり知育玩具を手作りしろと言われても、戸惑うかもしれません。
ですが家にある材料で簡単に作る事が可能なので紹介していきます。

例えば使い古したフェイスタオルを使って、簡単に知育玩具を作る事が出来ます。
フェイスタオルの中心におやつを包み、タオルを結ぶだけで完成です。
犬はニオイでタオルの中におやつが入っている事が分かるので、結び目をほどくために噛みついたり、振り回したりして楽しそうに遊んでくれます。

注意点としては固く結びすぎてしまうと取り出す事が出来ないので、緩めに結ぶようにして下さい。
簡単に取り出す事が出来たら、今度は三つ編みにするなど、結び方の難易度をアップしてみましょう。

犬の知育玩具 まとめ

子犬の頃はしつけ目的で知育玩具を与える飼い主も多いかもしれません。
ですが知育玩具は子犬の時だけでなく、むしろシニア犬になってからも与えるようにして下さい。
シニア犬になると、足腰が弱り運動不足になりがちです。

そして散歩などの外出する機会が減って、家に閉じこもりがちになると刺激が減って脳が活性化されずに認知症のリスクが高まってしまいます。
認知症の介護は愛犬であっても大変な事です。
それに愛犬には元気で長生きをして欲しいですよね。

そのためシニア犬になったら運動不足の解消と脳トレ目的で、知育玩具を与えて下さい。
それぞれ年齢に合った知育玩具を与え、最初は簡単なモノからスタートし、徐々に難易度をアップしていきましょう。