足跡タトゥー

パウ・タトゥーって聞いたことがありますか?愛犬家の間では有名な言葉なので知っている人もいるかと思いますが、愛犬とのきずなを体にタトゥーとして刻むことがまた注目されています。詳しくここで見ていきましょう。

愛犬家の間では珍しくない「パウ・タトゥー」

インスタグラムでもパウ・タトゥーとハッシュタグを入れたり、パウ・プリント・タトゥーなどとハッシュタグを入れて検索をすると、犬を愛する人たちが沢山タトゥーの写真を載せているのがわかります。どんなデザインなのかというと、本当にさまざまですが、ほとんどの人が自分が飼っている愛犬の足跡・足形をとってそれをデザインにして掘っているというケースが多いようです。

体に入れ墨として入れるのはちょっと抵抗があるという人は、シールにして楽しんでいる人もいますが、本気で体に刻んでいる人もいます。日本ではそれ程多くはないのですが、海外では人気で、愛犬のことが好きすぎて行っているという人が多いみたいですね。

愛犬の名前や命日を体に刻むタトゥー

足跡や肉球をデザインする人だけでなく、愛犬の名前を忘れないように、愛犬が亡くなってからもいつまでも愛し続けたいという思いから名前を彫る人もいます。また愛犬の命日を忘れないようにと体にタトゥーとして彫る人もいます。
愛犬への思いが強いとやはりそのような行動に出る人が多いようですが、日本人ではあまり多くはありませんし、見かけることもほとんどないので、海外での話が主流と考えていいでしょう。

日本のドッグタトゥーの意味と歴史

犬のタトゥーという事ですが、犬には信頼や友情、忠誠心や魔除け、健康の意味があります。そして犬の意味になぜ信頼や友情があるのかというと飼い主との関係から来たものと考えるといいでしょう。

日本ではどちらかといえば犬といえば健康だけでなく安産のイメージが強いですよね。そして安産を祈願するために戌の日というのがあって、犬は1度の出産で沢山の子犬を産み安産な動物であるという事から、犬のようにたくさんの赤ちゃんが無事に生まれてきますようにと願っているという意味合いがあるようです。しかし日本のドッグタトゥーというのはそれほど多くはありません。

むしろほとんどないと言ってもいいですし、本当に一部の人しかしていないので、歴史もそれほど長くはありません。ここ数年でインスタグラムなどでハッシュタグをつけてタトゥーを投稿している人がいることもあり注目されてきてはいますが、日本ではまだまだ浸透していないと言ってもいいのかもしれません。

まとめ

日本では愛犬のためにタトゥーを入れるという風習はまだそれほどありませんが、犬が持っている意味に信頼、忠誠心、強さや友情、勇気などがありますし健康や安産があるためにタトゥーのデザインの候補として入れる人もいます。今世界ではペットのタトゥーを入れることが流行していますが、日本ではタトゥーが入っている事で入場を制限されることやできることに制限がかかることもありますので、それほど身近ではまだありません。

今後日本でもタトゥーに関してもう少し寛大な心を持つことができるようになれば、愛犬のことを思い出すために、愛犬との思い出としてタトゥーを入れる人が増えるかもしれません。おしゃれな感覚で入れて楽しんでいるという若い人達が多い中で、タトゥーを入れることには少し抵抗があるという場合にはシールで楽しむこともできるので、それでもいいのかもしれませんね。愛犬のかわいらしい肉球の形をしたタトゥーシールを作って体に貼って一時的に楽しむというのも一つの楽しみ方ではあると思います。日本ではどちらかといえば後者の方が今は多いようです。