自分の手でドッグフードを手作りすることにはさまざまなメリットがあります。
本記事では、そのメリットとあわせてデメリットもご紹介いたします。

手作りならば原材料が明確になるので安心して犬にご飯を食べさせることができます

手作りならば原材料が明確になる

ドッグフードを手作りするにあたって、原材料を自分の手で用意することになるので、犬が食べる原材料が明確になります。
市販のドッグフードの中には、原材料の一覧に詳細に書かれていない細かい残りカスや副産物、添加物などが含まれていることがあります。
その点、目の前でご飯ができあがっていく工程を確認している手作りは、市販のどんな商品を購入する以上に安全です。

原材料を調整して自分の飼い犬好みのご飯を提供できるようになります

原材料を調整して自分の飼い犬好みの

自分でご飯を作る場合、犬の食べている様子や、その後の経過を確認しながら、作ることに慣れれば少しずつ材料を調整できるようになります。
人間と同様に、犬も一万匹いれば一万匹通りの個性をもっている生き物です。
単純な食事の好みにはじまり、原材料に対するアレルギーや身体の相性、食べる時の健康状態などなど、一匹、一匹に千差万別です。
ドッグフードメーカーは、あくまでもより多くの種類が普遍的に食べられるように原材料を調整しているだけなので、自分が飼っている犬にあわせたご飯を用意できることは大きなメリットと言えます。

犬のご飯を作るための毎日の時間や手間、費用などが増えてしまいます

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当たり前の話ですが、犬のご飯を作るためには、そのための原材料を用意する費用や、実際に作る手間、それらを行うための時間が必要です。
ドッグフードを犬に与える場合には、ただ単に普段の買い出し時や、ネットショッピングで商品を手元に用意して、食事の時間に袋を開けて器にご飯を盛るだけです。
手作りには市販のものを与える場合と比べて圧倒的に毎日の手間と暇が必要になるので、そのために毎日のスケジュールを調整する必要があります。

犬のご飯を作る前に最低限の犬の栄養学を学んでいなければとても危険です

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犬のご飯を作るにあたって、最低限、犬は何を好んで食べるのか、犬は何を絶対に食べてはいけないのかなどを学ぶ必要があります。
最低限の犬の栄養学が備わっていないと、犬の健康が大きく損なわれる原因になります。

犬のご飯を作ることは、飼っている犬のために多大なメリットがあります。
しかし、一方でそのための準備や手間暇が必要になるので、自分の日常と照らし合わせてよく検討してみてください。