人間は何気なく咳をすることもあります。
犬もまた咳をすることがあるでしょう。実際に目にした・耳にしたという方もいらっしゃるかと思います。
神経質になりすぎる必要はないものの、やはり身体が悪くなっているサインであるという場合もあるのです。
そこで今回は、犬の咳について考えていきましょう。
犬の咳をチェックしてみよう
咳についてですが、身体のどこかが悪くなっている場合にすることが多いでしょう。
「咳をしているから〇〇が悪い」というのではなく、その仕方によって場所が異なってくるかと思います。
一般的には、乾いている・湿っている・不自然であると感じられる場合には注意をしましょう。
詳しく触れていくと、「コンコン」と渇いたような席の場合「急性気管気管支炎」の可能性があります。
また、多いケースとして考えられるのが「寄生虫」です。
生命にかかわる可能性もあるフィラリアなどにおいても咳を誘発しますのでご注意ください。
そのほかには、飼い主やその環境下に喫煙者がいるなどという場合・埃や花粉症などからも咳をすることがあります。
これはアレルギーの可能性がある咳といえるでしょう。
場合によっては止まらなくなってしまうということもありますので注意しましょう。
こうして見当をつけることはできるのですが、自己判断をせずにできれば動物病院に早い段階で受信することをおすすめします。
犬の咳対策をするためのアプローチ
少しでも咳をおちつけたい・対策をしたいという場合、自宅で始めていただける方法もいくつかあります。
一過性のものではなく、完治が難しい病気からくる咳となると自宅環境を整えることもまた大切になってくるのです。
具体的な方法ですがまずは「湿度や温度の調整」です。
こちらは、人間にも通じる部分がありますのでもっとも始めていただきやすい方法といえるでしょう。
例えば、空気清浄機や咳に効果があるとされているハーブアロマなどを取り入れてみるのも良いでしょう。
温度・湿度管理の目安は、温度は22~25度・湿度は40%~60%となっていますので参考にしてください。
咳がひどいという場合には、今ではペット専用の酸素吸入器の販売などもされていますので検討してみるとよいでしょう。
購入をしないという場合においてもお手頃な価格帯でレンタルをしているというところもありますので取り入れてみるとよいでしょう。
むせからくる咳の場合
水を飲む際などにむせる・咳をするという犬もいるでしょう。
こちらの原因について考えられる第一のものは「水容器」です。
ペット専用のものを使っていても、犬によっては合う・合わない容器というものがあるのです。
また、便利な給水器ですが超小型犬などにおいてはこれが苦手という場合も少なくないのです。
こうした「摂取する方法」が原因である場合も多いのですが、一気飲みをしてしまうことが原因になっていることもあるでしょう。
いくつかの容器に分けるなどといった「一気飲み対策」をするのも有効的です。
いろいろと対策をしているのにむせてしまう。
そのような場合には、気管虚脱という病気の可能性もありますので、獣医師にみてもらうことをおすすめしたいと思います。
咳が気になる方へ
今回は犬の咳という部分に焦点を当ててみていきました。
いくつかの原因があることがお分かりいただけたかと思いますので参考にしてみてください。