ドッグフードを選ぶ基準で多いのが、「価格、認知度、パッケージのデザインや広告、口コミ」等だと思います。
これら全ては、すぐに信用せず注意するべきです!
目次
価格
業者が赤字を出してまで消費者に商品を提供するのはあり得ない話です。
利益を得るためにはコストを削減し低品質な商品しか作りません。
化学薬品を大量に使用することで、美味しい香りをつけ、長持ちさせ、塩分を多くし嗜好性を良くするのです。「人間では決して口になんてできない!」そんなものも原材料に含まれているのです。
価格が高い=品質が良いとは限らない! 中身と価格が比例しないこともある(業者の策略)
認知度
CMや雑誌の広告のキャッチフレーズに惑わされないでください。メーカーのキャラクターや、デザインに愛着が湧いたりしますね。
しかし、「昔からあるから!認知度が高いから安心だね!」では決してありません。
愛犬のことを思うなら、大切なのは原材料です。
実力のあるしっかりした会社は、何も宣伝しなくとも自然と知れ渡るはずです。
口コミ
価値観や感受性には個人差がありますし、何より同業者による嘘の口コミが入り込んでいる可能性もあるのであまりあてにしない方がいいです。
そういったことを踏まえて、口コミはチェックするようにしましょう。
ドッグフードと動物病院の関係性
新規開業する動物病院は年間何百件にも上っています。
勿論、ペット飼育率が増えてきたのもありますが、劣悪なドッグフードの存在が獣医師達の利益を上げているように感じます。日本で販売されているドッグフードのほとんどが、犬たちに病気や不調を発生させる要因です。
もしも、国産フードの質が全て良質なったとして、その普及率が100パーセントになれば、犬達はもっと健康に長生きできるはずです!
(ブリーダーの問題もありますが)
低品質フードは、人間でいえばカップラーメンを毎日食べ続けるようなものです。匂いや味は美味しいかもしれませんが栄養バランスはどうですか?そして添加物もしっかり入っていますね。この食生活を続ければ、いずれ不健康になるのは当たり前のことです。
愛犬が病気になり、治療や手術が必要になれば、高額な費用を請求されます。もちろん家族だから救ってあげたいですね。時間とお金、精神的不安や疲労がかかります。それでも短命で亡くなる子達がいます。こうなってしまった要因が、低品質なドッグフードを与えていたせいで・・・ということがよくあるのです。
そして、動物病院で販売されているドッグフードも、あまり信用しない方がいいです。メーカー名は述べませんが、発がん性のある酸化防止剤入りのドッグフードが昔から動物病院でもよく販売されているからです。
勿論、動物病院は動物達の命を救う素晴らしい場所で、獣医はいなくてはならない存在です。
ですが、前述で述べたようなことが現実にあることを知っておいた方がいいかもしれません。
愛犬のためにできることは、周りに惑わされずに正しい情報を得ることです。愛犬を守れるのは、飼い主(家族)だけです。
良質なドッグフードに変えると現れる変化
- 毛並みがよくなる
- 涙やけ、目やにの改善
- 下痢、便秘の改善
- 食物アレルギーの改善
- 体臭の軽減
- うんちが小さくなる
- うんちがあまり臭くない
- 体が引き締まる
- 元気が増す
もとから良質なドッグフードを与えていれば、変化は分かりませんが、低品質から高品質に切り替えると2週間ほどで変化が現れます。
刺激性や毒性のない、ヘルシーで自然なものに変えることで、体質は変わってきます。
フードを切り替えると、最初は食い付きが悪いことがあるので、好きなものをトッピングしてあげるといいです。
国産ドッグフードの評価
ペット飼育の「高齢化」、「室内飼い化」、「小型犬化」、「肥満化」があげられるようになり、それに合わせてフードの種類も増えました。チワワ用やトイプードル用など犬種別のフードも出ています。
このように特別感やブランド名を作り、ドッグフードを売り出すのは日本だけのようです。
動物病院等で扱う療法食の種類が増えたのはいいことですが・・・。
日本のドッグフードの原材料名は、使用料の多いものから80パーセントまでしか表示されません。不安に思う方は、直接ドッグフードメーカーに問い合わせしてみてください。
そして、国産ドッグフードで多い問題点がコレです↓
・主原料が肉類ではなく穀類・使用されている肉類の品質が低い
・アレルギー対策が不十分・強力な合成添加物の使用
ドッグフードを選ぶ際は、意識してチェックするようにしましょう。近年は、通販サイトで「無添加国産ドッグフード」をよく見かけるようになりました。試してみるのもいいですね!
国外ドッグフードの評価
外国と日本では規制に違いがあります。ドッグフードに関する法律は外国のほうが厳しいです。
(ドイツ、イギリス、アメリカ、ヨーロッパの国々の一部など)ドイツの一部では、ヒューマングレードの原料がドッグフードの原料でなくてはならないとしたり、「犬用の精肉店」が存在したりします。そして、「犬の税金」「殺処分なしの動物愛護施設」「ペットショップで生態の展示販売を禁止」など、日本では不可能なことを海外では実地されています。このような犬事情を考えても海外の方が犬に対して先進国だといえます。
日本では、人間用では許可されない添加物でもドッグフードに使用し、また使用した添加物を表示してないことがある のです。体に害がでると実証されている化学添加物を使用し、安価・低品質でドッグフードを大量生産し、販売している国産メーカーも沢山あります。
それに比べ、ペットフードに厳しい基準を設けている国で製造されているドッグフードだと安心ですね。勿論、国外ドッグフードでも良質なフードとそうじゃないフードも存在します。
ドッグフード通販の魅力と注意点
ドッグフード通販の注意点
- 信用できる通販サイトを利用しましょう(消費期限が切れてる、届いた品物が注文したものと違う。料金を支払ったのに品物が届かない。品物運搬の際の品質管理など)。
- 療法食(処方食)=特定の病気に対応するために栄養バランスが考慮され、専門的なアドバイスや指示に従って与えるフード です。ですが、療法食(処方食)が通販で販売されているのです。本来、獣医師の指示に従って与えるフードです!
※病気を管理するための特殊な組成を持つフードなので、誤った使い方で長期間
与えると、健康を害する危険性があります。もし、通販で療法食を購入したい場合は
かかりつけの獣医と相談してからがいいでしょう。 - 送料無料、激安フードにも注意が必要です!
ドッグフード通販の長所
- お店には並ばないネット販売限定の、良質なフードが数多くあります。
- パソコン、携帯やスマホから気軽に商品情報を得て、購入できます。
- 実際に自分の目で確認してから購入したい場合でも、お試しフードサンプルを
試すことができます(できない場合もあり)。 - 定期コースにすれば割引があることが多く、何もしなくても自分で指定した周期で
フードが家に届きます。 - フードを飼いに行く労力がなくなります
(交通手段がない方や、ご高齢の飼い主さんには特に便利)。
通販で人気なドッグフード
- カナガン
- 鹿肉ドッグフード ドッグスタンス
- 無添加国産ドッグフード シェフドッグ
- ネルソンズ
- NDFナチュラルドッグフードなど
※やはり健康志向、安心・安全なフードが通販でも人気ですね!
通販を利用する人はネットで情報収集したり、色んなメーカーと比較したりして
ドッグフードを選んでいるようです。
体に優しい無添加ドッグフード!
添加物とは?無添加の良さについて
ドッグフードに含まれる添加物
- フードを長持ちさせる酸化防止剤
- フードを色鮮やかに見せる着色料
食いつきをよくする甘味料、香料
※危険度A級の酸化防止剤→エトキシキン、BHA、BHT
酸化防止剤には合成系 と天然系 があります。
合成系は、合成された化学素材で発がん性のリスクがあります(BHT,BHA,エトキシキン)
天然系は、天然素材によって酸化を防ぎます。
(アスコルビン酸(ビタミンC)、トコフェノール(ビタミンE)、ミックストコフェノール、等)
天然系は合成系の酸化防止剤に比べれば安全性が高いですが、同じ添加物で
あることに変わりはなく安全とはいえません。
無添加はそういった有害な化学添加物が含まれていません。
安心して毎日与えられ、健康な体作りのためには無添加ドッグフードが効果的です。
愛犬の健康を考えるなら無添加ドッグフードを選びましょう
犬種、体の大きさで寿命に遺伝が関わるのは30~50パーセントといわれています。
あとは、食餌や飼育環境などが大きく関与してきます。
栄養バランスに優れ、安全な食事を、個体に合わせた適正量・決められた時間・決められた回数を与えていくことが理想です。
近年、ドッグフード選びにおいて重要視されているのが「無添加」。
国産ドッグフードには危険な添加物が使用され販売されているドッグフードが数多く存在し、ホームセンターやスーパーなどに普通に並んでいます。そういったドッグフードには手を出さず、ちゃんと犬の健康を考慮し作られた無添加フードを選ぶようにしたいですね。
無添加のものは酸化に弱いので、保管には気を付けましょう。
また、犬は満腹感とは関係なく、野生の頃の習性で「食いだめ」をしてしまうことがあります。愛犬が欲しがるだけ食事を与えてしまっては、完全に食べ過ぎてしまい肥満の原因になります。飼い主さんが、しっかりと食事管理を行いましょう!
無添加=安心安全ではありません!
無添加という響きだけで安心感を抱きがちですが、「安心できない無添加」も存在します。
例:加工のときに添加物を入れないが、薬品漬けの環境で育った動物を原材料に使用している(これをキャリーオーバーといいます)。
原材料の肉の飼育環境・穀物、野菜の栽培環境にもこだわったキャリーオーバーのないドッグフードを選ぶ必要があります。本当に信頼できるドッグフードであれば、使用している原料の飼育過程や製造工程にまで触れているはずです。
(メーカーとしてもこだわりぬいているというポイントを積極的に宣伝したい)
無添加ならどれでも良いと考えるのではなく、もっと深いところまで掘り下げて調べることが大切で、あとは口コミなど色んな要素をチェックしてみましょう。
安全なドッグフード、危険なドッグフード比較
安心して与えられる健康志向なドッグフードとは?
- 人が食べられる食材を使用
- 無添加
- 品質管理が徹底してる
- メーカーに問い合わせ=何でもすぐ答えられる
愛犬に与えない方がいい危険なフード
ドッグフードを選ぶ際、原材料にしっかり目を通していますか?
まず、これが入っていると危険!体に悪影響しかありません!
[酸化防止剤]エトキシキン、BHA,BHT
[着色料]赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、青色2号
[甘味料]ソルビトール、キシリトール、グリシリジン
アンモニエート、ビートパルプ、コーンシロップ
[発色剤]亜硝酸ナトリウム
[保湿剤]プロピレングリコール 合成保存料:ソルビン酸カリウム
※これらの食品添加物は、人間用に使用するときは人体に影響がでないように使用料が厳しく定められていますが、ペットフードに使用するときの規定がまだ完璧ではありません
※「副産物]も危険!
色鮮やか/消費期限が長い/犬の食いつきが良い/安価=「人工的に作られた不自然なもの」
色んなドッグフードを比較することで見えてくること
まず健康に悪いフード、良いフードの匂いを比較してみてください。健康に悪いフードは袋を開けた瞬間臭い!薬品の匂いがプンプンします。
一粒の重さや、粒子の粗さ、脂分が多くベタついている、外側が硬いが中はパサパサ、
などそれぞれのフードの特徴、違いに気が付くはずです。
(水に浮かずに沈む、粒子が細かいフードがいい)
ドッグフードを選ぶとき、「原材料、原産国、消費期限、価格、栄養分表示」など目を通してみましょう。いろんなフードと比べることで、慎重によく考えフードを購入するようになります!
”総合栄養食”と”一般食”の違い
総合栄養食とはペットの毎日の主食として与えることを目的に作られたフードのことです。犬や猫が必要とする栄養を全て含み、そのフードと水を与えるだけで健康を維持できます。
「一般食」「副食」「おかず食」「嗜好食」など、総合栄養食以外の表示がされていた場合、それを与え続けると栄養不足になってしまいます(栄養が偏り病気にもなります)
スーパーなどで売られている猫の缶詰などは、一般食や副食の類が殆どです。
※一般食などを与えることが悪いわけではありません。それを主食にはしないことです。おやつの感覚でたまに与えたり、総合栄養食と混ぜて与えたりすれば問題ありません。
食物アレルギーの対応フード
食物アレルギーとは?原因、症状
約40%の犬が食物アレルギー持ち、もしくは食物アレルギーの可能性があるといわれています。
一般的な犬の食物アレルゲンは、ドッグフードに使用されることの多い、牛肉・乳製品・小麦・仔羊肉・鶏肉・鶏卵・大豆・とうもろこし、そしてさまざまなスパイスや添加物です。
生まれつきの食物アレルギーでなくても、ある日突然アレルギー反応がでることもあります。
初期症状:体を痒がる、フケがでる、脱毛、下痢、嘔吐、顔や耳の内側、目・口回り・股の内側などが赤くなる、足裏・指の間を執拗に舐めたり噛んだりです。
アレルギーによって引き起こされる症状は皮膚炎や鼻炎、目の炎症
腸炎など多岐にわたり、特に皮膚症状を起こすケースが多いです。
一度食物アレルギーがでると、その抗原に対する反応を記憶し、長い期間免疫応答力は持続します。アレルギー反応が起こるたびにこの記憶が強化されるので、場合によっては一生付き合っていかなくてはなりません。
ですが、除去食の継続や、成長過程で自然と完治することもあります。
アレルギー対策フードを選ぶポイント
一番はまず獣医に相談してください。
様々なアレルギー試験や検査をしてくれます。
稀に、食物アレルギーによる「アナフィラキシー反応」がでることがあります。単なるアレルギー反応とは違い、生命にかかわる「過剰なアレルギー」です。アレルゲンを摂取してから、数分~30分以内で反応が出る場合と、2~3時間後と少し遅れて反応が出る場合があります。
ドッグフードに入っている「お肉・穀物・添加物」が原因になっている可能性が高いため、お肉の種類、穀物不使用(グレインフリー)、無添加のフードなどを選びましょう。
人気な食物アレルギー対策フード
- NDFナチュラルドッグフード
- カナガン
- アーテミス「オソピュア」
食物不耐性と食物アレルギーは違います
食物不耐性と食物アレルギーは症状が似ていますが全く違うものです。
食物不耐性
原因:酵素不足、食材に対する特異体質
症状:下痢、嘔吐、疲労感
食物アレルギー
原因:遺伝や環境要因、免疫反応
症状:下痢、消化器の不調(胃膨張、排便増加)
もし、どちらかの疑いがあるのなら、必ず獣医に相談してください。自己診断は危険です。食物アレルギーの場合は命に関わることもあります。
ドッグフードを変えて涙やけを軽減させよう!
悩みを解決!ドッグフード選択で涙やけを改善
涙やけの原因のひとつにドッグフードに含まれる「タンパク質の種類や質」
が関係していることがあります(アレルギー反応)。
穀物・添加物、副産物、植物性タンパク質を使用していないフードに切り替えることで
涙やけを改善できた例が多くあります。
おすすめドッグフード
- カナガン
- ネルソンズ
- 鹿肉ドッグスタンス「鹿肉 麹熟成」
消化吸収率が高い良質の動物性たんぱく質を使用、アレルゲンになりやすい食材の含まれないドッグフードが理想です!
先天性、涙やけがでやすい犬種
トイプードル(白)、ポメラニアン、パグ、チワワ、マルチーズ、フレンチブルドッグ、
ペキニーズ、テリア系など
(目が大きく、鼻が短い小型犬、毛色の薄い犬種、長毛種によく見られる)
涙やけのケア方法
体の内側からケア
穀物・添加物・副産物が含まれてないフードに切り替える、十分な水分摂取
体の外側からケア
トリミング、目の周りのこまめな手入れ
目の周りの毛を常に短くカットする
涙や目の汚れをこまめにふき取る(漂白・ホウ酸・重曹を使用してもいい)
健康なライフスタイル
お散歩へ出て適度な運動をさせる。過食、間食を控える。コミュニケーションを大切にする。
涙やけ専用ローションやパウダー、シートも販売されています。試してみるのもいいですね!
色々試したが、涙やけが全く改善されない場合もあります
涙やけは命に係わる病気ではありませんが、完治させることを望むなら、動物病院で外科的手術を受けるという選択肢もあります。それでも必ず完治するとは限りません。
ドッグフードサンプル(お試し)を活用しよう!
ドッグフードサンプルの良さ
新しいドッグフードを購入して、いざ愛犬に与えると全く食べない!!
せっかく買ったのにどうしよう・・・。
そんなことありませんか??
少し贅沢に感じるかもしれませんが犬にも食の好みがあるようです。
そんな時には、自前に嗜好性を確認できるフードサンプルを試してみましょう!
ペットフードを販売しているペットショップや、動物病院、通販サイトから
フードのサンプルを貰える場合があります。
無料サンプルと有料サンプルの場合があります
- ペットショップ、動物病院
ペットショップ、動物病院に置いてあるサンプルフードは殆ど無料で貰うことができます。
(「ご自由にどうぞ」と書いて店内、院内に陳列されていることが多いです)
- 通販
通販の場合も、初回無料サンプルで利用できるケースが多いです。
ドッグフードサンプルを有料でやっている場合もあります(FINEPET‘Sフードなど)
※割引料金で提供
※ドッグフードサンプルをやってない場合もあります
(カナガン・NDFナチュラルドッグフード、オリジンなど)